R01北海道の旅#3 番外編1…テントの話1
シングルウォールテントのテスト
シングルウォールテントの使い心地について、当ブログでは 従前からテストを重ねてきた。今回の北海道の旅でも、チャンスがあれば様々なシチュエーションでテストをしたいと考えて、シングルウォールテントである、 ZEROGram Pathfinderを持参した。しかし、実際にテントを張って夜を過ごすことができたのは一晩だけであった。礼文島へは 単身渡ったので、万が一のことを考え、ダブルウォールのステラリッジⅡを持って行ったのだ。Pathfinderを張ることができたのは、女満別野営場。
写真のように、綺麗な芝生のキャンプ場である。この日の天候は、無風、薄曇り、朝方に晴れ、夕方の気温⚫️度、朝方の気温は●であった。車中泊する時に使う化繊のシュラフで気持ちよく寝ることができるほどの体感温度である。
それで、テントの状態はどうかというと、天幕内側での結露は頭側で少々あり、芦川では全くなかった。天幕外側での結露は通常程度。
何故、頭側のみの天幕内側で結露があったのか、少々考えたが、その理由はおおよそ 推測がついた。Pathfinderの下に敷くふっとプリントを自作したのだが、採寸を誤り、頭側までカバーできていなかったのだ。Pathfinderはシングルウォールにかかわらず前室があるが、その部分は地面が剥き出しなのである。その地面が剥き出しの部分もフットプリントでカバーしようと作ったつもりが、寸法が足りなかったのである。つまり、地面剥き出しの前室部分から湿気が上がってきたということなのであろう。
この寸法的に足りないフットプリントをなんとかすれば、内側結露もなく非常に快適に過ごせるだろうというのが、今回のテスト結果である。
SOL エスケープ ビヴィーのオレンジ色
今回の北海道の旅には、SOLエスケープビヴィーも持参した。名前の通り、本来は非常避難用ではあるが、軽くて薄くて、防水性保温性に優れることから、シュラフカバーに使う人も多いと聞く。夏は、シュラフ不要でこれ1枚で寝るという人もいるそうだ。そこで、今回は、フェリーの2等船室で雑魚寝する時に使おうと思って持参した。
北海道の女満別野営場、8月なかば、雨多く涼しい、シングルウォールテント等の条件で、SOLエスケープビヴィーだけで寝ることができるか、試してみた。
ダメでした。寒かったです。しょうがないので、車中泊用の化繊シュラフに包まりました。気温が20度を下回るとシュラフがわりに使うのは厳しいかもしれないという記事を見ていたので。納得でした。(一応、薄着ですが長袖上下で寝ました。持っているものを全て着込めば、また、違っていたと思います)