R04北海道の旅#5…令和4年8月14日(日)
釣りの様子はどうだろう
この日から帰宅の旅へ。まずは,この日のうちに朱鞠内湖キャンプ場へ移動の予定。
出発の前に,海釣りの様子はどうだろうと,カニの爪オブジェのある藻鼈川の海に突き出した堤防のところへ行ってみる。まだ時期が早いのか,ほとんど人がいない。一昨年来た時には,釣り人で大賑わいしていたところ。サケ・カラフトマスが釣れるところとして有名らしい。
クリオネプロムナードの方へ行ってみる。砂浜から氷海展望塔オホーツクタワーまでの岸壁は歩けるようになっているのだが,砂浜側は立ち入り禁止の鉄格子がある。ここにはたくさんの釣り人がいる。一昨年に来た時も様子を見ていたので,何を釣っているのだろうと…。
仕掛けを見ると,おとといの釣具店で教えてもらった,カラフトマスのウキ釣りをしているようだった。ルアー釣りもいることはいるが,圧倒的にウキ釣りの人が多い。(時期が早かったのか,釣り上げているところは見られなかった)
ハプニング発生
今度来る時には,自分もカラフトマスを釣ってみたいものだと考えながら車に戻ると,ハプニングが待っていた。車のドアの電子ロックの解除ができないのだ。車のキーについているボタンを押しても,うんともすんともいわない。出発前から,時々,同じ症状が出ていたが,何もこんなところで,このタイミングで…。
釣りの様子を見ようと思って車を離れたので,何も持っていない。携帯も財布も…。「これは,万事休すだ…。」。あまり車の周りでゴチャゴチャやっていると,勘違いされて不審者と思われかねないので,心を落ち着けるためにも,一旦その場を離れ,ホワイトビーチのベンチに座って打開策を考える。
JAFを呼ぼうか?スマホは車の中…。少し前から同じ症状があったということは,多分,車のキー内蔵のボタン電池がなくなりかけているのか…。あそこのセコマでボタン電池売ってるかな?そもそもボタン電池の品番はなんだっけ?あ,財布は車の中…。いっそ,鍵穴にキーを差し込んで機械的にロック解除を強行するか?警報クラクションが鳴るはず…。そもそも,警報を止める方法ってあるの?やはり,「万事休す…。」・・・・・・・・・と,1時間以上。
待てよ,反応がなくなっても,時間が経てば,直っていることがあったな。だから,これまで,ズルズルと電池交換をせずに放置してしまっていたんだ…。時間を空けると,電池も回復するということなら,それに賭けるしかない…。・・・・・・・・・と。一回試してみるも,無反応な我が愛車。
また,時間を空けて,再度試すと,「ガチャン!」(ロック解除!)「あ〜,よかった〜。ドキドキさせないでくれよ,我が愛車くん。」
すぐ様,スマホで警報解除の方法を調べると,「エンジンをかけると警報は止まります。警報がなるまで,少し時間の猶予がある。」と判明。絶対忘れません。その後,朱鞠内湖キャンプ場への道すがら,ボタン電池,精密ドライバー等を購入し,すぐ,電池交換したことはいうまでもない…。
朱鞠内湖キャンプ場
この一件で,朱鞠内湖キャンプ省への到着は大幅に遅れてしまった。午前中のうちについて,カヌーや釣りなどでもして遊ぼうかと考えていたのだが,しょうがない。それでも,テントを張り終え散策するくらいの時間はあった。
ここは,ずっと前から来てみたかった北海道のキャンプ場。やっと来ることができて,ちょっと感激。風光明媚な,この景色。
多くの人がいるが,ゆったりとしたキャンプ場であり,3つのサイトに分けれている。自然を楽しむ良識のあるキャンパーのみであり,静かな夜を過ごすことができた。夕食は,紋別港で釣ったコマイを焼いて食べる。うまい,ビールも進む。夜中に起きて,満点の星空を見るつもりでいたが,朝までぐっすりだった。
我が愛車のサブバッテリー充電も行うことができ,満足。