ベーコンレタスチーズバーガー

登山とそれにまつわる道具・用具を考察。特にUL。時に,Appleと車中泊も。

R02北海道の旅#4…令和2年8月8日(土)

 

6:00

出発

 

8:30

幸福駅(幸福鉄道公園)

 

9:30

帯広市帯広駅南駐車場

9:45

帯広はげ天 本店

10:30

六花亭 帯広本店

 

11:00

帯広競馬場

 

13:45

しほろ温泉▲カット候補▲

 

 

車中泊:■旭岳青少年野営場

 

入浴♨︎湯元湧駒荘

  

旅の予定を変更

今週の北海道の天気が気になる。昨年の北海道の旅の天気は、一言で言えば、雨。旅は天気が全てといっても過言ではない。出発前の予報では、今回も曇りや雨マーク…。台風崩れの熱帯低気圧と梅雨前線が北海道にかかっている。これが抜ければ、もしかして、好天に恵まれるかも…。そんな期待を持ちながら、予定の変更を考える。

北海道の天気は、同じ日でも、各地方でかなり異なり、気温も相当な差があることがわかってきた。これは、本州生活者には、あまり馴染みのないことだ。しかし、これを利用すれば、旅先の予定を変更しながら、好天の旅を続けられる可能性がある。ただし、動き方によっては、クルマの走行距離が延びてしまうが…。

そこで、まず考えたのが、「旭岳登山」。夏山登山は、晴れた日の午前に限る。午前というのは、山岳地域は、午前には晴れていても、午後になると天候が崩れることが多いからだ。

この時点で、晴れの予報が出ているのは、日曜日の旭川地方。これで決まった。今日は、襟裳岬から帯広を経て、旭岳山麓へ異動だ。かなりの長丁場。

襟裳岬展望台

まずは、昨日見逃した襟裳岬

岬とか山頂とか、先端物が好き。だから、襟裳岬も行けるところまで行かないと気が済まない。展望台の先にも、漁村があり、襟裳の昆布漁の風景に出くわし、最先端を目指して歩く。やはり、先端はいい。頭の中に、北海道の襟裳岬付近の地図が浮かんでくる。先人がいて、双眼鏡で点々と続く小さな島、岩礁を見ている。アザラシが姿を見せると案内板に書いてあるので、探しているのだろうか。昆布漁の小舟が間を行き来している。

幸福駅

無料提供の「帯広道」(でしたか?)を北上。やはり、高速道・自動車専用道路は快適。

幼い頃から知っていた、「幸福駅」。今は使われていない路線の駅。鐘を鳴らすと、キーンと澄んだ音色。新旧の土産物屋さんが1軒ずつ。

絵になる風景。

ばんえい競馬

帯広の街中にある競馬場。これまでの人生で、「競馬」をしたことがなかった。是非、体験してみたい。運よく、今日は開催日(土日月のようだ)。おまけに、特別入場無料。第1レースに間に合うよう、昼過ぎに入場。早速、馬券を買う。

馬券の種類や購入方法もホームページに出ている。適当に、複式 5−7−3、300円で購入。レース結果は、5−7−4!

相当重そうな剃りのようなものを引っ張る競馬。あまりの重さに、途中で休んでしまうお馬も。それでも、騎手から鞭をもらうと、必死で前へ進もうとする。足腰の太い頑丈な道産子。近くで見ると、立髪を編んでもらっていたり、綺麗な馬具をつけていたり、大切にされていることがわかる。だから、みんな声を出して応援するのだろう。競馬場というのは、男ばかりだと思い込んでいたが、ファミリー、女性客も結構多い。帯広市民の憩いの場といったところだろうか。

帯広のうまいもの

競馬は1レースだけにして、帯広のうまいものへ。

駅裏に車を置き、徒歩で行動。街中は徒歩に限る。やや距離がある場合には、バス利用。車は足手纏いになるだけだ。

まずは、六花亭。お菓子の高級店といった店構えだが、もちろん若い女性客のほか、家族連れのマイカーから、いかにも北海道旅のライダー、自転車旅の人まで、ひっきりなしに客が入る。

マルセイバターサンド、苺をホワイトチョコで包んだお菓子などをお土産に。イートインもあるので、アイスのバターサンド他を注文。やはり、美味い。

次に、豚丼を。「はげ」である。夕方の開店時間を店の前で待った。豚肉4枚と6枚がある。今回は4枚、千円を注文。甘しょっぱい味付けの豚丼。脂と醤油の味わいが格別。

街中を歩き、帯広駅の中を通って、駅南駐車場へ。街を歩くのは面白い。そして、記憶に残る町並み。頭の中に、地図のようによみがえる位置関係。またの機会に、ゆっくりと時間をかけて歩きたい。

 

旭岳青少年野営場は間に合わず、ロープウェイ無料駐車場で車中泊

すでに夕方なので、モール温泉のしほろ温泉は、省略。

一路、北上。旭岳山麓を目指す。夏の夜道を快調にドライブ。当然、旭岳野営場には間に合わない。そこで、調べておいた、ロープウェイ駅近くにあるという無料駐車場を目指す。トイレも使えるとある。ただし、先に有料駐車場があり、その先にあるのが無料駐車場らしい。すでに、暗いので、注意しなくては…。

旭岳の方に道を分け入っていくと、さすがに街灯などはなく、真っ暗な道路。標高を上げていくと、温泉街ががあり、そこを抜けるとロープウェイ駅に着いた。駅前の有料駐車場は、進入禁止ロープが張られ、始発30分前に開場と書いてある。その手前、右側にビジターセンターがあり、その駐車場が開放されていた。すでに寝静まり、物音一つしない時間。静かに、車を進入させて行くと、ほぼ満車状態であるが、数台空きスペースがあった。助かった。車中泊させてもらえるだけで十分である。ロープウェイ駅まで、徒歩5分以内。残念だが、併設されているトイレは故障中らしく、八戸以上のトイレまで車で5分という張り紙があった。

さぁ、明日は、旭岳登山。去年は、反対側の黒岳山頂、石室まで足を伸ばした。空を見上げれば、満点の星空である。