ベーコンレタスチーズバーガー

登山とそれにまつわる道具・用具を考察。特にUL。時に,Appleと車中泊も。

R01北海道の旅#3  8月8日(木)富良野

富良野をあちこち…

朝の7時前に出勤してきた駐車場管理人さんに挨拶を済ませて、富良野へ向けて出発。天気は悪く、途中、雨模様。雨に祟られた前回の北海道車中泊の旅が頭をよぎる。それでも、お昼前に富良野へ着くと、雨は上がっていた。

これまでに尋ねたことのない富良野の景色、また来たいなあと思った場所を回る計画。

地平線まで続くストレートロード「かみふらの八景 パノラマロード江花」、秘湯好きにはたまらない「吹上露天の湯」、Apple信者の聖地「青い池」、これまでスルーしていた「拓真館」…。

一番人がいたのが「青い池」。立派な駐車場には大型観光バスが何台も横付け、お土産物屋まである。すでに一大観光地だった。観光客の中国語を話す人たちのいかに多いことか。2番目に「拓真館」。ここも中国語らしき言語が飛び交う。静かに心ゆくまで色あざやかな写真作品を鑑賞したかった。

「吹上露天の湯」では、地元のウンチクおじさんが煩い。静かに秘湯に浸かりたいのに。私が温泉王国から来たことを知ったら、なんと言っただろう。天候ゆえか誰もいなかったのが、「かみふらの八景 パノラマロード江花」。

美瑛もあちこち…

いつ来ても、富良野・美瑛はどこを走っているのかわからなくなる。GoogleMapや車載ナビに頼りきりになるのが原因だな。やはり、地図とにらめっこしながら回るのが一番だ。時間もかなり押している。夕暮れになる前に、回りきらないと…。

ザ、ストレートロード「かみふらの八景 ジェットコースターの路」、晴れだったらなぁと後悔しきりの「パッチワークの路」、懐かしい「マイルドセブンの丘」、ここは初めて「北西の丘 展望公園」、懐かしい「ケンとメリーの木」、懐かしい「セブンスターの木」…。

「かみふらの八景 ジェットコースターの路」。何回も行ったり来たりしてしまいました。これぞ、自分の中での『The 北海道』。頂上付近の道路に立ち尽くす人々よ。危ないよ、道路の真ん中で写真を撮るのは…。でも、その気持ちは、十分に理解できる。ここは日本国かと思う景色だから…。心の隅々まで、澄み渡る。

「旅は、天気が8割」と思わされたのが、「パッチワークの路」。太陽が顔をのぞかせれば、景色のコントラストが10倍になっただろうなぁ。そんな高コントラストの景色を目に焼き付けたかったな。「北西の丘 展望公園」は、駐車場が整備されていてよい。ゆっくりみられます。おみやげ屋さんもあります。自分が行った時には、すでに17時を回り、そろそろ店じまいをしていたけれど…。

さて、懐かしの「マイルドセブンの丘」「ケンとメリーの木」「セブンスターの木」。時間は、18時前後、雨模様の天候。それでも、ポツポツと観光客が絶えない。若いカップルや女性グループも…。レンタサイクルに乗ったお母さんと子供も…。これはね、ガイドブックですね。自分は、実際に、マイルドセブンやセブンスターを吸っていた…。ケンとメリーのスカイラインスカイライン・ジャパンですけど)に乗っていた…。その時代を生きていた人間です。でも、どう見ても、そのようには見えない観光客。大地のうねりの中にポツンと立ち尽くす樹木の中に、過去を会いに来たのだな、自分は。だから、3度目なのか…。

晴れを求めて、できるだけ北上

時折、雨がザザーッと降る中、日暮れ前に、なんとか回りきった。残りは明日の見学地へ向けての移動。明日はオロロン・ロードを北上し、明後日に稚内・宗谷を回ってから、明々後日、礼文島へ渡る計画。しかし、それでは、天候で失敗しそうだ。一日、予定を早めることにした。そうとなれば、今夜のうちにできるだけ北上した方がよい。

ザンザン降りの中をたどり着いたのが、「道の駅なよろ」。真っ暗で、どんな所を走っているのか検討もつかない。原野の中も走ったのか…。途中、名寄市内で、ホッとしながら給油。ホクレンのガソリンスタンドが比較的遅くまで営業していることを知り、ありがたかった。