R04北海道の旅#5…令和4年8月12日(金)
昨夕に,紋別市ガリヤ地区港湾緑地へ到着して,車中泊。ここ,紋別では,海釣りを楽しみながら,2〜3日,ゆっくりろ過ごすつもり。紋別市には,コインランドリー,スーパー,ダイソー,釣具屋等,なんでもあり,便利だ。
車中泊でお世話になった「紋別市ガリヤ地区港湾緑地」は,以前は「旧紋別ベイエリアオートサイト」と呼ばれ,車中泊・テント泊の聖地といってもいいほどだった。キャンピングカー,ライダー,チャリダー,そして地元の方々が,大きなドームテントやタープ,一人旅人がソロテントを張る,又は車中泊でゆったり滞在するなど,思い思いに過ごせる場所だった。付近には,ガリンコ号やビーチ,海釣りが盛んな波止場など遊ぶにも事欠かない。(ゴミ処理に500円を支払ったが,基本は無料)
しかし,今年度からは,写真のように管理体制が変更された。
テントを張れる場所が大幅に減少し,その結果,大型ドームテントのみになった。
小さなソロテントは,入り込む余地がない。要するに,ライダー・チャリダーの皆さんは皆無になった。キャンピングカーなどの車中泊組は,あまり影響を受けないのだが,ちょっと寂しい。
R04北海道の旅#5…令和4年8月11日(木)
今日は,宗谷丘陵フットパスをトレイル。足が筋肉痛…。それでも,行く。
当初,宗谷歴史公園に車を置き→路線バスで宗谷岬へ→フットパス2h→車をピックアップ→紋別BAの予定だった。(これで,紋別で夕方の釣りができる)しかし,宗谷歴史公園に駐車場はなく(道の行き止まりに転回場所はあった。そこに止めてもよかったのかな。)車を宗谷岬に置くしかなかった。
宗谷岬に車を置く→フットパス開始→ゆったり楽しんでフットパスを歩く→バス停 宗谷(13:59-14:10)→宗谷岬で車をピックアップと,コースを変更。
とてもよかったですよ,雄大な景色。大腿四頭筋の筋肉痛も,忘れるほど…。フットパスなので,やはり歩いて正解。「白い道」は,歩くとなかなかでした。特に,海へ向かってダイビングするような風景が最高。風に吹かれて,ゆったりと歩きました。
途中,鹿さんの親子と遭遇。じっとこちらを窺っていて,なにか恥ずかしいやら…。子鹿が,ピョンと跳ねて(北海道の鹿注意標識のアイコンそのままの姿)道路を渡り,(なんと)牛を飼育しているであろう牛舎へ親子は入っていくのだった…。
トレイルの記録は,次をどうぞ。
R04北海道の旅#5…令和4年8月10日(水)
利尻山登山の日。
コースタイム往復10時間。高低差1500メートル。僕にとっては,きついコース。歩くのが遅いので,12時間はかかるだろうと予測。
そのため,早朝4時前に北麓野営場をスタート。そうすれば,夕方16:00頃にテントへ戻り,すぐに片付けて,港まで徒歩で戻って,最終の稚内行きフェリーに乗れるだろうという計画。
利尻山登山での自分的トピックは3つ。❶山頂からの360度オーシャンビュー,❷トイレがなく,携帯トイレを持参して,登山道に3箇所あるトイレブースを使うこと,❸山頂付近では崩落が始まっており,登山そのものが禁止になってしまうのではないかと心配されていること。
当日は快晴に恵まれ,(天気予報を信じて,この日に登れるように日程を調整しました)最高の登山になった。日本の最北端,百名山。素晴らしい感動的な眺め。周囲が見渡す限り真っ青な海。フェリーが白い軌跡を残して,港へ近づくのも見える。なぜか,礼文島の上だけに雲がかかっているのも感動的。昨日,原付バイクを運転しながら見上げた,あの頂上にいるのだ。海岸線も,その走った道路さえも見える。
「白い恋人」のパッケージが,雪を被った利尻山だとは,後で知ったこと。「白い恋人」はお土産に買って帰りました。こんな急坂,よく登れたもんだ。上の写真で言ったら,左側から山頂を目指すコース(鴛泊コース)。
テントへ戻ったのは,15:50頃。予想通りの12時間。クタクタだったが,さっさと片付けを済ませザックへぎゅうぎゅうと押し込み,受付に挨拶を済ませ,徒歩で港へ。舗装道路を歩いて下るのだが,足の筋肉痛がひどくてゆっくりしか歩けない。最終のフェリーは(1日3本ですが)17:40~19:20。このまま行けば,なんとか間に合いそう。
鴛泊港への道を70リットルのザックを背負って歩いていると,反対側の歩道から声をかけられる。「今日(利尻山へ)行ってきたんですか?」利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」に滞在している方のようだ。「どうだったですか?風はなかった?」から始まり,互いに,北海道へ旅行に来ていること,一人旅であることなどを情報交換する。「明日,利尻山へ登る予定です。」「頂上付近は荒れているので,気をつけて登ってくださいね。」と会話をし,大通りで分かれる。その方は,セイコーマートへ買い出し,僕はフェリーに乗るのだ。
旅先で,こんな会話ができるのは有難い。みんな,旅を楽しんでいる。
登山の記録は次をどうぞ。