ベーコンレタスチーズバーガー

登山とそれにまつわる道具・用具を考察。特にUL。時に,Appleと車中泊も。

R04北海道の旅#5…令和4年8月15日(月)

函館への旅路

今日は,朱鞠内湖キャンプ場から,函館への旅路だ。安全に運転しよう。

まだ周囲が寝ているうちに起き出し,音を立てずにテントの撤収。朝の景色などを撮影し,AC電源付近でサブバッテリー充電していた愛車を静かに移動させる。荷物をササッと積み込んで,静かにサイトを出る。管理棟の近くにあるシャワー棟(100円)で汗を流す。昨日は見ることのできなかった,第1サイトへ行ってみる。ここは車両の乗り入れができないサイト。(自分が利用した第2,第3は,乗り入れ可能)第1サイトは浜辺の近くにテントを張る場所もあるみたい。今度来る時は,そこもいいかな。

途中で発見した,蕎麦畑。一面白い花で埋め尽くされている。この辺りは,蕎麦の産地らしい。

通り過ぎるだけだった札幌市街地。信号待ちで,窓の外を見ると,「あ,これは有名な時計台?写真撮ろう。」って思ったら,そばに路線バスが停車。なんとか,流し撮りで撮影成功。

道の駅 ニセコビュープラザ

中山峠をドライブして,「道の駅 ニセコビュープラザ」へ。人気があるらしく,激混み状態。交通整理の警備会社の方が数人いる状態。満車。なんとか,車を滑り込ませて,休憩。羊蹄山が一番美しく見える道の駅だそうだが,雨が降り出し風景はいまいち。

また,分別ごみ処理ができる道の駅だとリサーチしてきたが,あの時間では大量のゴミを捨てるのは気が引けた。(朝夕の人気がないときだといいが)新鮮野菜の販売所で,値引きされたトマトを購入。(一つだけひび割れていた)すごく,甘い。甘すぎ…。

今度来る時には,ニセコをゆっくりと回りたいものだ。温泉も豊富にあるし…。今回は,通過のみ。

さて,位置の駅を出発して車をすすめると,雨が本降りに…。噴火湾側に出る頃には,夕闇が迫り,一層激しい降りになってきた。今日は,一日ドライブしてきた。もうすぐ,函館だ。早めに着いたなら,あの素晴らしい函館山の夜景を見ようかなと思っていたが,この雨では…。

ラッキーピエロとハプニング

函館で必ずやっておきたいことは,(地元の方からは笑われるかもしれないが)ラッキーピエロで夕食を食べること。前回の時は,函館到着が23時を過ぎてしまい,泣く泣く諦めた経緯がある。今回は余裕を持って,19時前に函館へ到着。

最初に利用した「道の駅 なないろ・ななえ」の近く,大通り沿いに「ラッキーピエロ 峠下総本店」があるので,そこで夕食にして,フェリー出港の時間まで,道の駅で仮眠しようという予定。豪雨の中,ラッキーピエロに到着して,車のエンジンを切ろうとした瞬間,ハプニングは起こった。

あ,真っ暗。このド派手な電飾,店内照明が,(バチっと)消えてしまった。何が起こったか一瞬わからなかったけれど,付近の住宅も真っ暗になっていたので,停電らしい。このタイミングで来ますか?真っ暗なお店から,お客さんが出てくるのが見える。「道の駅に戻って,様子をみるか。」と待機することにする。

https://luckypierrot.jp/wp-content/uploads/2016/03/2008tsh07.jpg

豪雨の道の駅では,トイレに行ったり,他のラッキーピエロを探したりして,時間をやり過ごす。ラッキーピエロ他店は函館市街地にしかないようなので,これからの行動が変わる。停電が復旧しない場合は,仮眠地の第2候補としてリサーチしていた「啄木小公園」の近くの「ラッキーピエロ 人見店」へ行くことにした。ここからでは,「ラッキーピエロ 峠下総本店」は見えないので,停電が復旧したかどうかはわからないので,出発することにした。

「おぉ,電飾がついているじゃないか。まさしく,ラッキー。」と,お店に入っていくと,すれ違ったお客さんから,「やるかどうかわからないそうですよ。」と。それでも,自分の目で確かめたいので,「だいじょうぶですか?」と店員さんに聞くと,「やっと電源復旧したばかりで,時間がかかります。」。しょうがないです。これで行動が決まりました。「人見店」&「啄木小公園」です。

ナビに案内させて「人見店」に到着したけれど,夜と豪雨のため駐車場がわからない。(7台ありとwebで調べたけれど。車がハイエースSLということもあり,ここはスッパリと諦めた)もうしょうがないから,場所的には遠回りになるのを覚悟で,「ラッキーピエロ 港北大前店」へ。ここも混んでいたけれど,未舗装の第2駐車場へ入れることができました。やっと,夕食にありつける。(今回の旅で,唯一の「外食」です。他は釣ったり,車内調理したり…)

ここからフェリー港はすぐなので,行ってみたけれど,時間が早くてスマートチェックインができず,2時間以上だと駐車料金がかかるとわかり,断念。その後は,また道を戻って,「啄木小公園」で仮眠。ここは,狭いです。車が,5〜6台,斜め駐車するスペースしかありません。目の前はすぐ海岸。但し,トイレがあるので安心。仮眠して,翌深夜,3:10出港に備えます。

R04北海道の旅#5…令和4年8月14日(日)

釣りの様子はどうだろう

この日から帰宅の旅へ。まずは,この日のうちに朱鞠内湖キャンプ場へ移動の予定。

出発の前に,海釣りの様子はどうだろうと,カニの爪オブジェのある藻鼈川の海に突き出した堤防のところへ行ってみる。まだ時期が早いのか,ほとんど人がいない。一昨年来た時には,釣り人で大賑わいしていたところ。サケ・カラフトマスが釣れるところとして有名らしい。

クリオネプロムナードの方へ行ってみる。砂浜から氷海展望塔オホーツクタワーまでの岸壁は歩けるようになっているのだが,砂浜側は立ち入り禁止の鉄格子がある。ここにはたくさんの釣り人がいる。一昨年に来た時も様子を見ていたので,何を釣っているのだろうと…。

仕掛けを見ると,おとといの釣具店で教えてもらった,カラフトマスのウキ釣りをしているようだった。ルアー釣りもいることはいるが,圧倒的にウキ釣りの人が多い。(時期が早かったのか,釣り上げているところは見られなかった)

ハプニング発生

今度来る時には,自分もカラフトマスを釣ってみたいものだと考えながら車に戻ると,ハプニングが待っていた。車のドアの電子ロックの解除ができないのだ。車のキーについているボタンを押しても,うんともすんともいわない。出発前から,時々,同じ症状が出ていたが,何もこんなところで,このタイミングで…。

釣りの様子を見ようと思って車を離れたので,何も持っていない。携帯も財布も…。「これは,万事休すだ…。」。あまり車の周りでゴチャゴチャやっていると,勘違いされて不審者と思われかねないので,心を落ち着けるためにも,一旦その場を離れ,ホワイトビーチのベンチに座って打開策を考える。

JAFを呼ぼうか?スマホは車の中…。少し前から同じ症状があったということは,多分,車のキー内蔵のボタン電池がなくなりかけているのか…。あそこのセコマでボタン電池売ってるかな?そもそもボタン電池の品番はなんだっけ?あ,財布は車の中…。いっそ,鍵穴にキーを差し込んで機械的にロック解除を強行するか?警報クラクションが鳴るはず…。そもそも,警報を止める方法ってあるの?やはり,「万事休す…。」・・・・・・・・・と,1時間以上。

待てよ,反応がなくなっても,時間が経てば,直っていることがあったな。だから,これまで,ズルズルと電池交換をせずに放置してしまっていたんだ…。時間を空けると,電池も回復するということなら,それに賭けるしかない…。・・・・・・・・・と。一回試してみるも,無反応な我が愛車。

また,時間を空けて,再度試すと,「ガチャン!」(ロック解除!)「あ〜,よかった〜。ドキドキさせないでくれよ,我が愛車くん。」

すぐ様,スマホで警報解除の方法を調べると,「エンジンをかけると警報は止まります。警報がなるまで,少し時間の猶予がある。」と判明。絶対忘れません。その後,朱鞠内湖キャンプ場への道すがら,ボタン電池,精密ドライバー等を購入し,すぐ,電池交換したことはいうまでもない…。

朱鞠内湖キャンプ場

この一件で,朱鞠内湖キャンプ省への到着は大幅に遅れてしまった。午前中のうちについて,カヌーや釣りなどでもして遊ぼうかと考えていたのだが,しょうがない。それでも,テントを張り終え散策するくらいの時間はあった。

ここは,ずっと前から来てみたかった北海道のキャンプ場。やっと来ることができて,ちょっと感激。風光明媚な,この景色。

多くの人がいるが,ゆったりとしたキャンプ場であり,3つのサイトに分けれている。自然を楽しむ良識のあるキャンパーのみであり,静かな夜を過ごすことができた。夕食は,紋別港で釣ったコマイを焼いて食べる。うまい,ビールも進む。夜中に起きて,満点の星空を見るつもりでいたが,朝までぐっすりだった。

我が愛車のサブバッテリー充電も行うことができ,満足。

 

藻鼈川

R04北海道の旅#5…令和4年8月13日(土)

今日は,早朝から海釣り。

生き餌がないので,パワーイソメを使って投げ釣り。ところが,全く釣れない。海釣りは,場所によって釣れる魚も違うし,釣り方やしかけも違うのだが,そこまで準備することができていなかった。

この状態を見かねたのか,お隣の方が様子を見にきてくれた。「餌だね。この先に,釣具屋があるので,生き餌を買ってきたほうがいい。それがなければ,塩漬けのイソメでもいい。」とアドバイスをくれる。道順を聞いて,早速買いに行く。教えてもらったのは,ここ,「いこい釣具店」。

早速,波止場へ戻って釣り始めると,投げた途端にピクピクっと反応が…。慎重に合わせて,釣り上げる。結局,「コマイ」を15尾,釣り上げた。「釣れない時には,何かが違っているんだよ。」とは,お隣さんのアドバイス

「コマイ」は,「焼いて,マヨネーズ,七味唐辛子,醤油をかけて食べると最高だ。」と,食べ方まで教えてもらう。何度も足を運んで,アドバイスもしてもらう。旅先での,交流は本当にありがたいと同時に,旅先でしか味わえない醍醐味でもある。

夕方釣りを終え,温泉で汗を流し,早速,調理。

アドバイスを本当にありがとうございました。おかげで楽しい思いができました。